整形外科

 科の特徴

 診察・治療内容

 外傷 

 骨粗鬆症

 頚椎

 脊椎の骨折

 腰椎

 

 

 関節リウマチ

 手根管症候群、肘部管症候群

 その他


科の特徴

 平成23年5月より藤岡医師が常勤医師として勤務しており、7名の非常勤医師とともに外来、手術、入院診療を行なっています。

 常勤医師・非常勤医師の全てが整形外科専門医で、常勤医師は脊椎・リウマチ・外傷を専門とし、非常勤医師は脊椎・腫瘍・関節・リウマチ・外傷などを専門としています。

 全身麻酔が必要な手術は、非常勤医師の麻酔科医が担当しています。

 


診療治療内容

整形外科外来では次のようなけがや症状、病気の治療を行っています。

  • 切り傷、打撲、骨折、脱臼などのけが
  • 手足のしびれや痛み、動かしにくい
  • 長く立っていられない、休みながらでないと歩けない
  • 肩、肘、手、股、膝、足などが痛い、腫れる、動かせない
  • 首、背中、腰のこりや痛み
  • 歩きにくい、階段の昇り降りがしにくい
  • リウマチなどの関節炎
  • 腫瘍や腫瘤
  • 外反母趾やまき爪
  • そのほかの四肢、脊椎の症状

具体的には

外傷

 切り傷、擦り傷などの治療方法は最近大きく変わっています。

 また、骨折などの診断には、通常のレントゲン検査だけでなく、必要に応じてCT・MRI検査をすぐに行い、早期治療を行っております。

 手術方法・手術器具は格段に進歩しており、電気刺激や超音波刺激療法を併用することも可能です。

 

骨粗鬆症

 骨の量を増やし、質をよくする薬がどんどん開発されています。

 レントゲン検査や骨密度測定、血液・尿検査で診断でき、治療効果もわかります。

 痛みがなくても早期診断・早期治療を行い、骨折を予防することが大切です。

 

頚椎

 頚椎椎間板ヘルニアや頚椎症(神経根症、脊髄症)、靭帯骨化症、斜頚、リウマチによる亜脱臼、脊髄炎、骨折、感染、血腫、腫瘍、癌の転移などがあります。

 首や肩、腕、手、指に症状がでることが多いですが、脊髄が障害されると歩きにくくなったり排便・排尿の調子が悪くなることもあります。痛みやしびれの場所が変わることもあります。

 薬や注射、リハビリテーションなどで治療していい場合とはやめに手術をしたほうがいい場合があり、その見極めが重要です。

 

脊椎の骨折

 交通事故や労災事故で生じることもありますが、圧倒的に多いのは骨粗鬆症による圧迫骨折と破裂骨折です。胸椎と腰椎の移行部(腰の少し上のあたり)に起こりやすいです。

 転んだり尻もちをついたりして生じることが多いですが、特にけがの心当たりがなくても骨折していることもあります。

 激痛でないこともあり、早期診断をのがしてしまうと変形してしまいます。

 破裂骨折の場合,なかなか骨癒合しなかったり、あとになってから骨が神経を圧迫することもあります。

 その場合には手術が必要です 早期診断には,MRI検査が極めて有用です。

 なるべく早い時期にギプスまたは硬性コルセットで固定し、入院治療が望ましいです。将来のさらなる骨折予防のため、骨粗鬆症の治療も重要です。

 

腰椎

 腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、すべり症、分離症、脊柱変形、骨折、感染、血腫、腫瘍、癌の転移などがあります。

 腰や脚の症状がでることが多いですが、排便・排尿の調子が悪くなることもあります。痛みやしびれの場所が変わることもあります。神経の障害が進行すると、足が動かしにくくなったりします。小児期はスポーツにより分離症が発症しやすく、早期診断できれば骨癒合のチャンスもあります。

 20才から50才までは椎間板ヘルニアが生じやすいです。女性の場合は40才以降すべり症が生じていることもあります。60才以降は腰部脊柱管狭窄症が増え始めます。腰痛がなく、臀部から足の痛みやしびれ、間欠性跛行(長く立っていられない、休み休みじゃないと歩けない)だけが症状ということもあります。

 治療の基本は薬、注射、コルセット、リハビリテーションなどを組み合わせて行うことですが病状によっては手術も効果的です。麻痺などがあれば、緊急で手術を要することもあります。MRI,造影剤を用いたCT検査、椎間板造影、神経根造影などを行い,できるだけ低侵襲な術式を選択するようにしております。

 

 肩関節周囲炎という骨の周囲の筋肉・腱板・腱・靭帯・滑液包などの炎症が原因で起こる痛み、拘縮(動かせる範囲が少なくなる状態)があります。石灰分が沈着して突然激痛が起こり動かせなくなることもあります。

 薬、注射(ヒアルロン酸など)、リハビリテーションなどで良くなることが多いのですが、手術したほうが効果的なこともあります。

 また、痛みの原因が肩ではなく頚椎の神経の圧迫である場合もあります。

 

 関節軟骨や半月板というクッションにキズがついたりすり減ったりして痛みが生  じる変形性関節症が多いです。下り坂や階段を下りるのがよりつらくなります。

 早期であれば日常生活の改善、リハビリテーション、薬、ヒアルロン酸の注射、装具療法などで良くなります。

 改善しない場合には手術が必要なこともあります。

 

関節リウマチ

 MRI検査や抗CCP抗体検査などにより早期診断が可能となってきています。

 薬物療法は昔と比べると大きく進歩しています。生物学的製剤という薬の登場により格段に治療効果が上がっています。

 

手根管症候群、肘部管症候群

  手の指がしびれたり、力が入れにくくなったりする病気です。

 手関節で正中神経が圧迫されたり、肘関節で尺骨神経が圧迫されたりして生じます。神経伝達速度を調べて治療方法を決めます。

 手の筋肉がやせてきてからでは回復しにくいですので、薬や注射でよくならないときは、早めに手術して神経の圧迫を取り除きます。

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その他

 当院にて一般的な整形外科の外傷や疾患の診察、検査、治療を行うことができます。

 また、当院の整形外科医は、いくつかの分野においてその専門家がおります。

 麻酔科医の協力もあり、脊椎などの比較的大きな手術も可能です。

 しかしながら、整形外科で治療する外傷や疾患はとても多く、また、専門が細分化しており、全ての治療を当科で行うことはできません。

 適切な判断をした上で、もし他院での治療のほうが望ましいと思われる場合には、信頼できる医師・病院をご紹介いたしますので、どうか安心して受診してください。

 

整形外科 診療部長 藤岡克博

(日本整形外科学会専門医、日本脊椎脊椎病学会指導医、日本リウマチ学会専門医)

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