平成28年度　病院指標

【定義】
各診療科別に患者数の上位5位までを掲載しました。
①ＤＰＣコード・ＤＰＣ名称
　　厚生労働省が定めるＤＰＣ制度に基づくものです。患者さんごとに疾患名と治療内容などのさまざまな定義に基づき決定されます。
②患者数
　　厚生労働省が定めた集計条件により、10未満の数値は‐（ハイフン）を掲載します。
③平均在院日数（自院）・平均在院日数（全国）
　　患者さんがＤＰＣコードごとに平均して何日間入院していたかを掲載しています。
④転院率
　　全退院患者数と他の病院・診療所へ転院した患者数との割合をＤＰＣコード別に掲載しています。

【解説】
全ての順位において、平均年齢は70歳代です。
上位2位までは、手術による治療を行った患者さんです。
また、最も多い手術として鼠径ヘルニアに対するヘルニア手術を48件行っていますが、ＤＰＣ制度外のため集計対象外となっています。
平均在院日数は全国と比べて「結腸の悪性腫瘍」は若干長いですが、他のＤＰＣコードは短いです。

【解説】
厚生労働省が定めた集計条件により、10未満の数値は‐（ハイフン）としますが、ＤＰＣコード、ＤＰＣ名称、平均在院日数（全国）のみ掲載しております。

【解説】
上位5位までのうち4つが手術による治療を行っています。
最も多い「股関節大腿近位骨折」の平均在院日数が全国と比べて長いのは、手術後に地域包括ケア病棟へ転棟し、引き続きリハビリテーションを行っているためです。
転院患者さんの半数以上は、当院の地域包括ケア病棟へ転棟後、他の病院へ転院しています。

【解説】
厚生労働省が定めた集計条件により、10未満の数値は‐（ハイフン）としますが、ＤＰＣコード、ＤＰＣ名称、平均在院日数（全国）のみ掲載しております。

【解説】
厚生労働省が定めた集計条件により、10未満の数値は‐（ハイフン）としますが、ＤＰＣコード、ＤＰＣ名称、平均在院日数（全国）のみ掲載しております。

【解説】
厚生労働省が定めた集計条件により、10未満の数値は‐（ハイフン）としますが、ＤＰＣコード、ＤＰＣ名称、平均在院日数（全国）のみ掲載しております。

【解説】
最も多いＤＰＣコードは、「帯状疱疹」です。全ての患者さんに対して、点滴治療を行っています。
平均在院日数は、7日間で全国平均と比べて短いです。

【解説】
最も多いＤＰＣコードは、「膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術」です。
また、「前立腺癌」が疑われ、前立腺針生検を行う検査入院が23件ありますが、ＤＰＣ制度外のため集計対象外となっています。

【解説】
上位5位の平均年齢は80歳を超えており、高齢者が多いです。
最も多いＤＰＣコードは「心不全」で、ほとんどがうっ血性心不全です。また、当院で最も多いＤＰＣコードです。
「胸椎、腰椎以下骨折損傷」での転院は、他院で手術を行う場合や引き続きリハビリテーションを行う患者さんです。
平均在院日数については、全国と比べて「胸椎、腰椎以下骨折損傷」は若干長いですが、他のＤＰＣコードはほぼ同じです。

【定義】
診療科別に手術件数の多い順に5術式について、患者数、術前日数、術後日数、転院率、平均年齢及び患者用パスを掲載しています。
輸血関連、創傷処理、皮膚切開術、非観血的整復術、徒手整復術、軽微な手術、およびすべての加算は除外とします。
転院は、退院先が他の病院・診療所への転院の場合とし、転院患者数／全退院数を転院率とします。
Ｋコードとは、厚生労働省が定める診療報酬点数表において、手術に分類されている項目のコードです。

【解説】
全て「消化器系疾患、肝臓・胆道・膵臓疾患」の手術です。
「ヘルニア手術（鼠径ヘルニア）」は当院で最も多く行われている手術です
術前日数が1日より短い手術は、入院当日に手術を行う場合があるためです。

【解説】
「骨折観血的手術（大腿）」は大腿骨骨折に対して行われ、平均年齢86.23歳と高齢者に多い疾患です。
骨折部を開いて、整復を行いプレート等の医療材料で固定を行います。

【解説】
「膀胱悪性腫瘍手術（経尿道的手術）（電解質溶液利用のもの）」は、膀胱癌に対する手術で、内視鏡的に行われるため在院日数が短いです。
「内シャント設置術」は、慢性腎不全に対する維持血液透析のための手術です。
「経尿道的前立腺手術（電解質溶液利用のもの）」は前立腺肥大症に対する手術で、内視鏡的に行われるため在院日数が短いです。

【解説】
全て「消化器系疾患、肝臓・胆道・膵臓疾患」の手術で、内視鏡的に行われます。
大腸はポリープの好発部位であり切除による手術を行います。
「内視鏡的胆道ステント留置術」は、胆管炎に対する手術です。